【社会貢献】飛鳥小学校でゲストティーチャーをしました

飛鳥小学校でゲストティーチャーをしました

2021年2月25日に飛鳥小学校でゲストティーチャーとして6年生の子供たちと時間を共にしました。

世界遺産の街、奈良そして地元の飛鳥の地域について、自分たちにできる事でどのようなことをすれば飛鳥のためになるかと言うことをテーマに、自ら調べて勉強をしたそうです。

そのボランティア活動を通して感じたいろいろな感情を説明をしてくれました。

ボランティは言うのは簡単だけど、実行し続けるのは大変なことだと学んだようです。

その上で

  • 辰巳のオッチャンがなぜボランティアをしているのか
  • どのような気持ちでボランティアに取り組んでいるのか

などを聞かせてほしいとの事でした。

小学生の時の体験がベース

辰巳のオッチャンがボランティアをするに至ったきっかけは、君たちと同じ小学校の時にさかのぼるんだ。

辰巳のオッチャンは今もそうだけど小学校の時から絵を書くのがとても苦手だったんだ。

ある日学校で描いた絵をくるくるっと丸めて手に持ちながら家に帰ったんだ。

すると近所のおっちゃんが、いつものように「おかえり」と声をかけてくれて、
すぐさま、手に持っている絵を見つけて、
「何持ってんの、それ」と尋ねてきたんだ。

「うわちゃ〜、見せたくないなぁー、貶されるんじゃないかなぁ、どうしよう」と思い、

「いや、あの、その、いや・・・」

ともじもじしていたら、

「ちょっと見せてみ」とその丸めた絵を見られてしまった。

(子どもたちが作った標語です)

一所懸命やれば認めてもらえて褒めてもらえるんだ

「なんやこの絵はぁ~、へったくそやなぁー」とけなされると思いきや、

「上手にかけてるやん、上手いうまい」と、
なんと褒めてくれたんだよ。

そして、一生懸命書いてあるからすごいことやで」と言ってくれたんだ。

意外な出来事にびっくりしたけど、めっちゃうれしかった。

「あぁそうか、一生懸命やった事はちゃんと認めてもらえて、褒めてもらえるんだなぁ」
と言うことを感じとてもうれしかったのと同時にすごく勇気をもらったんだ。

そうだ、恩返しより恩送りだ!!

大人になって何か人の役に立ちたいなぁと考えていた時に、ふとその時のおっちゃんの顔が浮かんだんだよ。

「あの時勇気もらったから何か恩返しをしたいなぁ、でももう既に居られないしどうしよう」

「そうかおじさんには恩返しができないけれど同じように勇気の言葉をかけてあげたり、
優しく声をかけてあげることならいくらでもできるな、そうだ、恩を送ることだー」

それが「放課後子ども教室」というボランティアをするきっかけになったんだよ。

平成19年から続けている「放課後子ども教室」の活動をしてきて、子供たちを笑顔にしてあげたいと思いながらできなかった日もたくさんあったなぁ。

逆に喜んでくれて手紙をもらった時はとても嬉しかったなぁ。

この恩送りはこれからも命続く限り続けていこうと思っているので君たちも恩送りならいくらでもできるから、ぜひやってください。

授業の終わりに子どもたちが感想を話してくれました。

「僕も辰巳さんのように恩送りができるような大人になりたい」と言ってくれたのがうれしかったです。

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  1. 放課後こども教室

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